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借地権付き建物は購入しても大丈夫?ローンの審査や注意点についても解説

カテゴリ:不動産コラム

借地権付き建物は購入しても大丈夫?ローンの審査や注意点についても解説

借地権付き建物は、土地を所有せずに建物のみを取得する形式のため、購入費用を抑えやすい点が魅力です。
一方で、所有権物件と異なる点も多く、事前に確認すべき項目がいくつかあります。
本記事では、借地権付き建物のメリットやデメリット、そして購入時の注意点について解説いたします。

借地権付き建物を購入する場合のメリット

借地権付き建物を購入する利点として挙げられる点は、土地を購入しない分、全体の購入価格が抑えられることです。
一般的に、借地権付き物件は同条件の所有権物件と比較して、2割から4割ほど安く購入できる場合があります。
そのため、予算内でより広い物件や設備の整った建物を選びやすくなります。
さらに、維持費の面でも経済的なメリットがあり、土地分の固定資産税や都市計画税を支払う必要がありません。
年間の税負担が軽減される分、リフォームや修繕費用に充てられる可能性も広がります。
また、普通借地権であれば、契約更新を前提に長期間利用でき、実質的に土地を使い続けられる安心感も得られます。
定期借地権でも、50年以上の契約期間が設定されているケースが多く、一定期間安定して居住できる点も魅力のひとつです。

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借地権付き建物を購入する場合のデメリット

借地権付き物件では、土地を借りるための地代が毎月発生するのが特徴です。
地代の金額は、地域や契約内容によって異なりますが、一般的には土地の評価額に基づいて算出されるため、家計への負担となることがあります。
また、住宅ローンの審査では土地が担保にならないことから、金融機関によっては融資条件が厳しくなる傾向があります。
借り入れ額が制限されたり、審査期間が長引くこともあるため、金融機関との調整が必要です。
さらに、建物の増改築や売却をおこなう際には、地主の承諾が必要となる場合があります。
このとき、承諾料が発生する可能性もあり、自由な活用が制限される点には注意が必要です。
こうした制限は、将来の住み替えや資産活用の自由度にも影響を与えるため、慎重な判断が求められます。

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借地権付き建物を購入する場合の注意点

購入前には、契約している借地権の種類を必ず確認する必要があります。
普通借地権は更新が前提ですが、定期借地権は契約期間終了後に土地を返還しなければならず、更新はできません。
この違いを理解していないと、住み続けられると思っていた建物を退去しなければならないリスクが生じます。
また、借地契約の残存期間も大切な確認事項です。
契約期間が短い場合は、建て替えや長期ローンが難しくなる可能性があります。
さらに、契約書には地代の額や値上げ条件、更新料、承諾料などの費用に関する取り決めが記載されています。
これらの内容を専門家とともに確認し、将来的なコストを見極めることが大切です。

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まとめ

借地権付き建物は、取得費用や税負担の軽減といった経済的な利点があります。
その一方で、地代の支払いやローンの制約、所有の自由度に制限がある点には注意が必要です。
購入前には、契約内容を十分に確認し、将来的な不安要素を排除したうえで判断することが大切です。
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