【TOP】練馬新築一戸建て情報 > 株式会社レンズのブログ記事一覧 > 住宅ローンのダブルフラットとは?メリットとデメリットを解説

住宅ローンのダブルフラットとは?メリットとデメリットを解説

カテゴリ:不動産コラム

住宅ローンのダブルフラットとは?メリットとデメリットを解説

マイホーム購入時に、ほとんどの方が住宅ローンを利用しますが、どのような内容にすれば良いのか悩んでいる方も多いです。
ローンの組み方は、毎月の収支だけでなくこれからのライフプランに合わせると、将来の生活も安心できます。
そこで今回は、ダブルフラットとはどのような住宅ローンなのか、利用するメリットとデメリットを解説します。

住宅ローンの「ダブルフラット」とはなにか

住宅ローンを利用するときに「フラット35」をチェックする方はとても多いので、フラット35の仕組みはご存じでしょう。
フラット35は借り入れ期間が35年の住宅ローンですが、金利は借り入れ期間によって2つに分かれており、15年以上20年以下のローンは「フラット20」と呼ばれています。
このフラット20とフラット35には金利差があり、フラット20の方が安いです。
フラット20とフラット35の2種類のローンを組み合わせて利用する方法をダブルフラットといい、将来の負担軽減が可能となります。

▼この記事も読まれています
住宅ローン残債があっても住み替えは可能?その方法や住み替えローンとは?

住宅ローンでダブルフラットを利用するメリットとは

たとえば、フラット35で3,000万円を借り入れた場合、35年返済で金利は1.30%となり月々の返済は88,944円で総額は37,356,564円です。
ダブルフラットでフラット20を15年返済で1,000万円とフラット35で35年返済で2,000万円と同じ金額を借り入れた場合、フラット20の金利は1.21%になります。
そのためフラット20は毎月60,777円、フラット35は毎月59,296円となり、16年目以降はフラット20は完済しているのでフラット35の金額のみの返済です。
総額は355,844,159円となりフラット35のみで借り入れた場合よりも151万円総返済額が少なくなります。
総返済額を少なくできて、さらに将来の返済額を抑えられるのがメリットです。

▼この記事も読まれています
収入合算型の住宅ローンとは?ペアローンとの違いやメリットなどをご紹介!

住宅ローンにおいてダブルフラットを利用するデメリットとは

上記の例でもわかるように、ダブルフラットにすると返済当初は返済額が大きくなるのがデメリットです。
返済計画を慎重に立てる必要があり、場合によっては希望の金額まで借り入れができない可能性もあるので注意しましょう。
また、フラット35とフラット20の2本のローンを組む形になるので、手数料や印紙代などの諸費用が1本のローンを組むよりも多くかかります。
また、対応していない金融機関もあるので、ダブルフラットを検討している場合には対応可能な金融機関を調べておきましょう。

▼この記事も読まれています
定年後に住宅ローンが払えないとどうなる?払えないときの対処法をご紹介!

まとめ

ダブルフラットとはフラット35とフラット20の2種類のローンを組み合わせる住宅ローンの組み方です。
借り入れ当初は返済額が大きくなるのがデメリットですが、将来的な返済額が減らせ、さらに総返済額も安くできるメリットがあるので、これからローンを組む方は検討してみると良いでしょう。
練馬で新築一戸建てなどマイホーム向けの不動産を探すなら株式会社レンズへ。
地域に根差した情報網を活かし、お客様により良い暮らしにつながるご提案をお約束しますので、ぜひお問い合わせください。


≪ 前へ|根抵当権の特徴とは?根抵当権の付いた不動産売却の流れと注意点を解説   記事一覧   No.40 NISHIBORI|次へ ≫

トップへ戻る