住宅のなかには、窓が設置されていない「無窓居室」が存在するケースがあります。
しかし無窓居室とはいったいどのような部屋なのか、実際に居室として利用してはいけないのかといった疑問を抱いている方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、無窓居室の概要や無窓居室に関する誤解、無窓居室の3つの種類について解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
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無窓居室とはなに?
無窓居室とは、建築基準法の要件を満たしておらず、十分な採光面積が確保されていない部屋のことを指します。
ただし、「無窓」という名称であっても、窓が存在する場合でも、採光・換気・排煙・避難に関する建築基準法の基準を満たしていなければ、無窓居室に分類されます。
無窓居室は居住用の部屋としては認められず、物件情報では一般的に「サービスルーム」や「納戸」と表記されることがあります。
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無窓居室に関する誤解
無窓居室は居住用の部屋としては認められていないため、実際に使用するかどうかは購入者の判断に委ねられます。
しかし、無窓居室にはコンセントの数が少ない、エアコンを設置するための穴がないなど、不便な点が存在します。
そのため、実際に住むかどうかを検討する際には、これらの不便な点を考慮し、支障が生じないかどうかを十分に確認することが重要です。
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無窓居室の3つの種類
無窓居室には、防火上の無窓居室、内装制限上の無窓居室、避難上の無窓居室の3つの種類があります。
防火上の無窓居室は、建築基準法で定められた窓のサイズが設置されていない部屋であり、主要構造部が耐火構造や不燃材料で造られている必要があります。
内装制限上の無窓居室は、50㎡を超える居室で、開け閉めできる窓の面積が床面積の50分の1未満であるか、温湿度調整のための十分な換気設備が確保されていない部屋が該当します。
避難上の無窓居室は、窓が換気や排煙に関する建築基準法の基準を満たしていない部屋であり、敷地内に避難経路または消火経路を設ける必要があります。
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まとめ
無窓居室は建築基準法で定められている採光面積の基準を満たしていない部屋で、サービスルーム・納戸などとも呼ばれています。
無窓居室を部屋として使うかどうかは購入者の判断に委ねられていますが、コンセントが少ないなど生活に不便な点があるところは許容しなければなりません。
無窓居室には「防火上の無窓居室」「内装制限上の無窓居室」「避難上の無窓居室」の3種類があります。
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