こんにちは!レンズの石田です!
今回は以前、練馬区の住宅展示場にある某ハウスメーカーで長年従事していた経験から木造住宅の魅力をお伝えさせていただきます。
①安価で建築ができる。
まず一番に言えることは、コスト面が大きいと思います!
一般的ですが、木造住宅の場合、坪単価40万円~60万円で建築できることに対して、鉄骨住宅・コンクリート住宅は坪単価100万円以上となります。
結果として30坪近いご住宅を建築された場合、約1000万円もの差がでてまいります。
②断熱性
次に断熱性です。下記の図をご覧ください。
住宅の構造材は、大きく分けて「木材」「鉄」「コンクリート」の3つです。下の表の数字を比べれば、木材は、鉄の約353倍、コンクリートの約10倍という断熱性を備えているため、最も"熱を伝えにくい"素材ということになります。鉄やコンクリートを構造体とした場合、構造材が熱の通り道になってしまうため、室内の温度管理が難しくなるだけでなく、冬場は結露して鉄部を錆びさせたり、カビ・ダニを発生させる要因にもなります。
③間取の自由度
木造軸組み工法は、プランニングにおける柔軟性が特徴です。この工法では、柱と柱の間に入っている間柱が壁材を張るときの下地材となり、その上に石膏ボードなどの面材を張って、基本となる“箱”をつくります。
つまり柱と梁で支えられているので、さまざまな間取りやデザインにも柔軟に対応できます。柱の位置を自由に設定できるので、変形地にも対応可能です。開口部を大きくとることもできます。
更に将来増改築するときも他の構造に比べ計画しやすいのです。
④住みやすさです。
■どちらが健康かは一概には言えませんが、こんなデータがあります。
「木造住宅は健康に良い」と言われながらも、科学的データに乏しいのが現実ですが、昭和61年9月に発表された静岡大学農学部のマウスを使った実験報告は、科学的に「木材の居住性が一番優れていること」を証明したものとして注目されています。
この実験は、ハツカネズミをヒノキの木箱、コンクリート製箱、亜鉛鉄板製箱(いずれも大きさは同じで、そこに木屑を敷き、天井は金網)の中で飼育して、その成長状態や生存率(死亡率)、生殖器の発達状態などを観察、研究したものです。
コンクリートの箱は死亡率が高い
その結果分ったことは、コンクリート製箱では仔ネズミはあちこちに散乱しており、母親は仔ネズミの世話をする気配が全く無く、そのうち仔ネズミは冷たくなって死んでいき、中には仔ネズミを食い殺す母親もいました。
その点、木製の箱では、子ネズミを要領よくまとめて哺乳させ、仔に対する気配りも良くし、順調に育ちました。
生後23日間の仔の生存率は次のとおりです。
木製箱・・・85.1% 金属製箱・・・41% コンクリート製箱・・・6.8%
等々。。。木造住宅にはこのようなメリットがふんだんとあります。
このような点も視野にいれていただき、ご住宅探しをしていただければ幸いです。
もちろん土地を探して注文住宅を建てるようなプレゼンやご提案もさせていただいておりますので、お気軽にお問合せ下さいませ。