購入した土地に建物を建てるにあたっては、事前に敷地調査をおこなう必要があります。
しかし、敷地調査ではいったい何をおこなうのか、どのくらいの費用がかかるのかなどがわからない方も多いでしょう。
そこで今回は、土地の敷地調査とはなにか、また敷地調査の調査項目や費用相場について解説します。
土地の敷地調査とは何か?
土地の敷地調査とは、該当の敷地をさまざまな側面から確認し、どのような建物を建てられるのかを調べることです。
具体的には、敷地を測量して正確な土地の形状や面積、隣地や道路との高低差、インフラ設備の有無などを確認します。
登記簿に記載されている土地の面積と実測面積が異なるケースは少なくないため、家を建てる前には欠かせない調査といえるでしょう。
一方、土地によっては地盤が弱く、建物を建てる際に地盤改良工事が必要となるケースもあるので、前もって地盤の強度を調べる必要もあります。
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土地の敷地調査の調査項目
敷地調査で確認する主な項目のひとつは、土地に面している道路の状況です。
建築基準法では、幅員4mの道路に2m以上接していない土地には建物が建てられないため、道路調査は最重要項目といえます。
また、該当の土地にどのような法規制がかけられているのかを調べることも敷地調査をおこなう目的のひとつです。
とくに建ぺい率や容積率、斜線制限、日影規制などの制限は家づくりに大きな影響をおよぼします。
そのため、事前に確認しておくことで希望の建物が建てられない事態に陥ることを防げます。
敷地の面積はもちろんのこと、日当たりや風とおしといった生活の質に直結する項目もきちんと調査しておきましょう。
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土地の敷地調査にかかる費用相場
敷地調査にかかる費用は、不動産会社によって異なりますが、5~8万円が相場です。
地盤調査までおこなう場合は、さらに5~30万円ほどの費用が上乗せされることがあります。
なお、大手ハウスメーカーなど一部の不動産会社のなかには敷地調査を無料でおこなうところも存在します。
ただし、あらゆる調査を無料でおこなってもらえるとは限らないため、どこまでが無料でどこからが有料なのかを確かめておくことが大切です。
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まとめ
土地の敷地調査をおこなうことで、敷地の正確な面積や地盤の強度、インフラ設備の有無、高低差の有無、法規制、日照・通風状況などがわかります。
快適な住まいを建てるためには欠かせない調査ですが、不動産会社によって有料か無料かは異なるため、事前に確認しておきましょう。
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