こんにちは。レンズの石田です。
先日、某不動産とゼネコンが建設したマンションが傾いたニュースで
「今の家ってホントに大丈夫?」って思っていらっしゃるかと思います。
そこで本日は、最近皆様が気になっていらっしゃる『基礎』について
ご紹介したいと思います。
『基礎』とは皆様もご存じのとおり建物を支えているとても重要な構造体ですよね。
それがしっかりとした地盤であれば問題ないのですが、新たに土も盛っていたり、水分を含んでいる場所であったりすると、やっぱり沈んじゃいます。。。
全体が同時に沈めばまだよいのですが、ほとんどは片方が沈むケースがほとんどで『不同沈下』って言われます。
また東日本大震災で浦安など、埋め立て地や水分が多く含まれている地域に起こる『液状化現象』も基礎の作り方によって影響の度合いが大きく変わってまいります。
これらを防ぐために行われるのが『地盤改良』という工事になってまいります。
それで大丈夫なの?って思う方が大半かと思いますが、大丈夫なんです!
極端な話、土がなくなっても建物の水平性能を維持しちゃいます!!(土がなくなるってこと自体ないんですけどね笑)
でもそれでマンション傾くってどういうことっ??と思われますよね。
実は建物が基礎に掛かる荷重が関係しているんです。
建物は1㎡に対して約1.8tの荷重がかかるのですが、マンションのそれの何十倍、何百倍ですから地盤改良工事の『杭』の本数もそれだけ多くしないと耐えれないですよね。
特に戸建住宅のほとんどは地盤保証にも入ってますし、瑕疵担保責任保険という建物の重要な欠陥があったら期間内、保証してもらえる内容にもなってますのでご安心下さい!
(地盤調査のデータからしっかり僕がどういう地盤かご説明できますからその時は何でもおっしゃって下さい。)
今回は時事ネタに載って固い話になってしまいましたが、たまには皆様のご参考になればと思ってます。
宜しくお願いします!!